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「朝方シニア」というライフスタイルへ

朝方の生活をするシニア層に対して、小売店ビジネスの考え方が大きく変わってきている。
イオンやマツモトキヨシ等、開店時間を1時間繰り上げるという。(日経新聞2012.5.3記事)
既に、ホームセンターで有名な群馬県のカインズホームでは、9時から開店しているそうで、建設資材などを買いに来る職人さんのためだそうで、企業論理ではなく、顧客層に合わせた発想でビジネスをとらえています。
若年層の生活スタイルに合わせて、夜間営業時間の延長してきたビジネスモデルが大半でありましたが、朝型の生活スタイルが中心であるシニア層が、例えば開業時間を明確に9時というメッセージを出してくれば、顧客の掘り起こしにつながっていくはずだ。時間延長でコストがかかることを問題にするか顧客の掘り起こしをメインに考えるかで戦略も大きく変わる。思いきってもっと早朝開店のビジネスモデルであれば、夜間営業顧客も早朝顧客になるかもしれない。
今は若年層のライフスタイルとシニア層のライフスタイルとが異なっているため、小売店も悩ましいところであるが、店全体一律の開業時間という発想から、その地域地域に合った開業時間という時間差攻撃も、今後は積極的に検討されるであろう。
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