家電量販店ヤマダ電機のスマ-トシティへの取り組み

(画像は、ヤマダ電機のロゴ)
家電量販店のヤマダ電機は、地域全体で省エネに取り組むスマートシティー事業に乗り出す方針を明らかにした。近い将来に、売上高で5千億円規模の事業に育てるのが目標だ。
山田昇会長が朝日新聞の取材に答えた。ヤマダは昨年、住宅メーカー中堅のエス・バイ・エルを買収し、家電や太陽光パネル、蓄電池を、新築住宅とセットで売るスマートハウス事業に参入。さらに広げて、街全体の電力を管理してエコな街づくりを進めるスマートシティーにも乗り出す。
スマートシティーには東芝など電機大手が相次いで参入している。山田会長は「メーカーだと自社製品の使用に限られる。我々なら消費者が自由に選べる強みがある」と自信を見せる。すでに電力管理システムの開発に向けて電機大手やIT大手との話し合いに入っているという。
http://www.asahi.com/business/update/0106/TKY201201060689.html
(朝日新聞・2012.1.7記事より)
ヤマダ電機のビジネス方針は明確です。省エネの電気機器など販売はお手のものですから、省エネをパッケージで販売することや、家電からハウス全体へ(昔の松下電器と松下電工のような)の展開は、アドバンテージがある様に思います。
ヤマダ電機は、既に様々なご業態とコラボレーションしており、スマートシティ構想にも先駆的なポジションになるかもしれません。
コンサルやITベンダもこの発想でないと、シティ全体の電力管理ビジネスには入れないかもしれません。そして標準化、デファクトになるには、多くの仲間と連携しなければなりません。
昨年特区認定された、さいたま市のエネルギー特区についても、コンソーシアムで多くの企業が関わり連携しています。各機器のチャネルとなるハブ機能の標準パターンをいち早く作った先行ベンダーが、スマートハウスやスマートシティ(タウン)の標準化になる様な気がします。
私は、ヤマダ電機のまわしものではありませんが、この発想は是非応援したいと思っています。
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