議会は、提案型ソリューションである!

(画像は、N社電子自治体ソリューション)
提案型ソリューションとは、「顧客が抱える問題を見極めて解決策を提案する手法」であると定義できます。
顧客が抱える問題を把握することができたら、次はその問題をニーズに変換する必要があると言われています。。
問題をニーズに変換するには、顧客に「あるべき姿」を示してあげればよい訳です。あるべき姿とは、いま抱えている問題を解決すれば実現する「顧客にとっての理想像」のことです。
顧客が抱えている問題というのは、「あるべき姿」と「現状の姿」のギャップであります。顧客は「あるべき姿」を認識すると「あるべき姿」と「現実の姿」を比較することで、「解決すべき問題」を自然と自覚すると言われています。
また「あるべき姿」と「現状の姿」のギャップは、「理想と掛け離れている現実」を突きつけるため、顧客は心理的に不満・不快な状態になります。
その結果、「問題を解決してあるべき姿になりたい」というニーズが生まれるということです。ソリューションを理解している人とそうでない人とは、大きな違いがあると思っています。
(参考・転載:提案営業実践ガイド)
顧客を、住民・市民に置き換えて読んでみたらどうでしょうか。
市民の声を聞くことは、ある意味で誰でも出来ます。しかし市民起点で物事を考え、ソリューション提案できることが本当の市民起点発想であると思います。
地方議会も、今やソリューション提案型の議員が必要になっています。
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