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「議員定数」と「議員の資質」から行政への要望を考える

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 「ようやく議会が動いたが、やる気のない議員も目立つ。私たちが問いたいのは、議員の資質なんです」と、昨年12月の狭山市議会の本会議場傍聴席。
 四月の統一地方選で行われる同市議選から定数を2減する議案が賛成多数で可決された。
 さいたま市も、既に議員定数64から60にする議決を既に決定しており、今年の統一地方選挙から実施する。 
 
 さて、狭山市では「以前から自治会長たちは議員に不信感を募らせていた」と本紙では指摘している。
「市議に道路の補修を頼んだのに、動いてくれない」といった不満も少なくない。一方で、市が2009年度に「地区センター」の制度を正式導入したのを機に、市議に「利益誘導」を求める自治会は減りつつあるという。

 この地区センターでは、市内8カ所に設置され自治会や住民から市への要望も受け付ける。
「要望があれば、センター所長としての意見を添えて担当課に伝え、要望の結果はきちんと住民側に報告する」という以前にはなかった取り組みをされている。
 このことで、「自治会はこのセンターを頼るようになり、地元の議員の役割は少なくなった。『議員に頼みごとをすると、選挙で見返りの票を期待されるのがイヤだ』と、自治会に要望や相談を持ち込む住民も増えている」、また「議員は一体何をしているのか。市の不正や無駄遣いをチェックしたり、市政全体の課題を解決したりする姿が見えてこない」との声も多くなっている。
(参考:転載:東京新聞・2011.1.3・問われる自治<議員定数削減>)

 この記事は、狭山市に限った話ではないと思う。
議員の資質向上は、税金で市政や議会が運営されている限り、市民からみれば当然のことである。
 また、議員定数も、狭山市の様な地区センター、さいたま市でいえば、各区のくらし応援室や市民の声コールセンターなどであるが、これらが充実してくれば、地域のちょっとした相談ごとはワンストップで解決できることになる。

 私は、6月議会で「市民の生の声を行政運営や政策に活かす広聴機能の強化について」を市長に提案した。
これは、市民の声をダイレクトに行政が応える仕組みを作るということだ。今はこの仕組みは存在しないが、この仕組みができれば、インターネット販売等と同様、ダイレクトに相談ができる。
 今後、議員の役割も大きく変わってくると思うが、私は今 市民の皆さまからの御用聞きと市政への提言・提案の両方を特に意識して現在活動させてもらっている。
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Comment

[33] Re: 間接民主主義

> ご意見ごもっともです。ご指摘の通り現在では、間接民主主義を原則に直接民主主義が補完することになっています。
> 私も間接民主主義を否定するものではなく、市民の身近な街灯取り付け、U字溝のふた掛け、道路補修などは、市民から直接要望をあげることでスピーディに処理するルートも必要だと思っています。(自治会の会員または非会員として地域コミュニティそのものが薄れている現実を考えて)
> 議員を通してでないと早く処理できない様ではよい行政とは言えないと思っています。
>  道路拡幅、都市計画、河川整備、上下水道整備や社会保障に医療・介護など議会と行政(執行部)の橋渡し役と徹底した「ご御聞き」が地方議員の大前提であることは言うまでもありません。
>  一方、新しい公共として、行政と市民で協働で実施していくものも今後増えていきますが、最終的には議会承認がないと予算の執行はできません。
>  私は、市民感覚、市民目線でもっと行政が意見を聞き入れるという基本機能が忘れられているということと行政も民間感覚で様々なアイディアを取り入れるという努力が足らないと思っています。
>  「もっと市民の声を聞きなさい」そしてその情報をデータベース化していつでも誰でも(新人職員でも市長でも議員でも)見れる庁内エスカレーションの仕組みで風通しのよい行政を目指してほしいと願っており、私からも常に新たな発想で取り組んでほしいと指摘し提案したいと思っている次第です。
>  尚、名古屋市の例は、地方議会の二元代表制原則を否定しかねないもので、極めて異常なことだと思っています。

[31] 間接民主主義

先生のご意見に大方、賛成ですが一部異論があります。間接民主主義の制度の下では、市民の代表が議員であり、市民はその議員に全権を委ねています。しかし、公聴機能とはいっても市民が議員を通さずに行政と直接交渉を行う制度の拡充は、間接民主主義の制度を否定しかねません。市民の代表である市議会が議決したものを気に入らないからといって市長(行政)とともに市議会をリコールするといった名古屋市の混乱はまさにこのことだと思っています。「御用聞き」との表現がありましたが、市民の代表として市民の利益の具現化こ努めることこそが議員の第一義と考えます。

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■稲川 晴彦

Author:■稲川 晴彦
◆いながわ(稲川)晴彦
◆さいたま市議会議員(2期)
◆市民生活委員会 委員長
◆議会改革委員会 副委員長
◆決算・行政評価委員会理事
◆会派:自民党さいたま市議団
◆さいたま市/西区宝来在住
◇関西学院大学/法学部卒業
◇体育会フィールドホッケー部主将
◇富士通入社/福岡/高松/本社
◇一貫してソリューション営業担当
◇営業部長・主席部長歴任
◇妻/長男(大学院生)/3人家族
◇趣味:狂言鑑賞/ゴルフ
(2012.1.1現在)


 「理」(ことわり)の意味

「理」(ことわり)とは、①物事の筋道、②整えること・おさめること・とりさばくこと、③普遍的な絶対・平等の真理 という意味です。(広辞苑より)

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