常用漢字が変わります!

文化庁から、昨年の11月30日付けで新しい「常用漢字表」が内閣告示されている。
国が定める「常用漢字」には196字が追加され、新たに5字が削除されました。
一般の社会生活において現代の国語を書き表すための漢字使用の目安は、時代とともに変わっていく。時代の流れにあわせて漢字文化も変わっていくということだ。
さて、現在各都道府県に使用されている11文字の「栃」「茨」「埼」「梨」「阜」「阪」「奈」「岡」「媛」「熊」「鹿」も新たに追加されている。
これなどは、住所を書くときには小学生からでも使用しているはずのものである。
また、「彙」(語彙の“彙(い)”)や、「鬱」(鬱病の“鬱(うつ)”)などの字画数が多く、一般的に難しいと言われている漢字も一覧に入ったそうだ。
これも時代の流れなのだろうか、難しい漢字は多く取り入れない方か、若い人には良いような感じもする。
今、携帯電話などに絵文字やいわゆる短縮語を使って、双方向の会話を楽しんでいる人が多い。俳句や短歌などの同じ様な考え方かもしれない。
「?」「!」もりっぱな漢字と言える。どこかの国で手紙にこの「?」と「!」で今の状況を知らせたということがあったそうだ。
漢字文化とことばは、正しく生きているものと言えそうだ。中学生には、漢字文化の追加漢字や無くした漢字を教えて日本語の活きている証を教えて欲しいと願っている。
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