東大の「教育研究組織プログラム」で教育の質向上へ!

埼玉県は、東京大学が主導する「教育研究組織プログラム」を活用し、最先端の教授方法を使い生徒の学習意欲と学力の向上を狙う計画が明確になった。
このプログラムは、教師が一方的に生徒に語りかける従来方式に授業ではなく、生徒が互いに話し合ったり学んだことを教え合ったりする点を重視、社会人や専門家の意見を取り入れたIT教材を利用するのも特徴とのこと。
例えば、中学校の理科では、航空工学者や航空会社員が。紙飛行機についてなぜ飛ぶのか、どうすれば効果的に政策できるのかを議論させる方式で、他人に説明する中で知識が深掘りされ、定着する効果があるという。
ベテラン教員が大量退職するにあたり、ベテランのノウハウが新人や若い教員になかなか伝わっていないことが多い。ベテラン教員の授業を研究するカリキュラムも当然用意されていますが、実際には、ある一定レベルの教育指導以上のことに期待したいところだ。
その為には、教授ノウハウのアーカイブを蓄積し、その中から各々の先生の個性(自分)にあった方法で、ノウハウを会得することも大切だ。
いずれにせよ、最先端の教授方法を定着し、生徒の学習意欲と学力の向上策に大いに悩んで欲しいと思う。
(参考・転載:朝日新聞・朝刊・2010.2.12)
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