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【保健福祉委員会・9月定例会質問 (高齢者大学事業について)】(その3)

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(画像は、平成22年度さいたま市シニアユニバーシティ入学式・HPより転載)
 
 高齢者大学事業(シニアユニバーシティ)について
 
<質問趣旨>「シニアユニバーシティ」事業は、60歳以上の高齢者の生涯学習の場、また社会環境変化に対応する能力と心身の健康を培い、社会参加への道をひらく場としては、極めて有意義な事業である。
 一方市民大学など同様の生涯教育のメニューも多い。機能分担、目的の明確化、年齢別メニューなど一層の工夫ができると考えるが、見解を聞きたい。


 地域貢献、地域参加を希望する高齢者予備軍の人たちへは、多くの行政参画メニューが準備されているが、これまでかかわりのない人には自治会や老人クラブにも参加しずらい状況もある。またそのきっかけも自ら作りにくい状況にもある。
 自治会など地域の「縦糸」とテーマごとのあつまりであるシニアユニバーシティなどの「横糸」を織り合わせた入口が、整備されていることは重要である。
「シニアユニバーシティ」事業は、テーマごとに参加できるという意味でも幅広い生涯学習を通して、高齢者の社会貢献を支援する事業として更なる充実に期待したい。

【質問①】高齢者の社会参加の入口のひとつとして老人クラブがあり、今約450クラブ、2万7千人となっているが、自治会単位の老人クラブの加入者、加入率、加入状況についてまず確認したい。
【質問②】地域参画の方法にいわゆる「縦糸・横糸」の整備が重要だが、「横糸」のシニアユニバーシティ事業を今後どの様に充実させるのかをお聞きしたい。
【質問③】シニアユニバーシティの卒業生同士の交流や地域貢献事例も増えており意義があるが、一方生涯学習部が実施している市民大学も究極同様の事業であり、ダブリ事業となってはいないのか。目的や設立時の趣旨は異なるが、どのように考えているのかお聞きしたい。
【質問④】実施期間が異なるが、事業として連携、統合など更なる工夫が必要ではないか。目的等は異なるが年代別の事業整理など学習内容の整理が必要と考えるがどうか。

【答弁①】
 老人クラブ(H21年度末)は、加入率9%(西区15%・緑区9%)、455クラブ・2万7661人(H19)、455クラブ・2万7463人(H20)、447クラブ・2万7260人(H21)と推移しており、3年間で8クラブ401人の減少になっている。
【答弁②】
 シニアユニバーシティの充実として、今年度から福祉専修科を設置し24名の学生にシルバーバンクの登録をお願いした。また高齢化の進展により入学希望者が増加するため、教室の充実を図る必要があると考えている。
【答弁③】
 シニアユニバーシティは、大学・大学院の2年間の学習で、仲間つくりやボランティアの地域活動参加を促すことを基本的な役割であり、卒業後も交流会活動を継続されている。
 市民大学は、約2か月の短期で、高度で専門的な学習要求に応え自発的な学習活動を促すことが目的である。現在高齢者の受講も多くなっており、市民大学は7割が男性、シニアユニバーシティは6割が女性である。今後は双方の事業のあり方について、生涯学習部とも協議を重ね効率的効果的な事業運営・連携を検討したいと考える。
【答弁④】
 シルバーバンク事業として年2回シニア生き方セミナーを開催、生涯学習センター、市民活動支援室、経済部労働政策課、福祉部福祉高齢課の4課と連携して事業を実施しているが、今後も高齢者の社会参加意欲に応えられるよう事業運営したい。

 市内の高齢化率が高くなるにつれて高齢者も増え続けており、高齢者の社会参加意欲や専門的な学習意欲も人数的に増えているのが実態。自治会や老人クラブ、シニアユニバーシティや市民大学など様々な参加チャネルがあることは素晴らしいことである。
 一方、事業の目的や実施期間が異なっていても、重なる事業が増えているのも事実。
 事業連携のみならず、目的そのものも今一度整理していただき、高齢者の社会参加、学習意欲をより高度化できる抜本的見直しに期待したい。

(平成22年9月13日・保健福祉委員会議案外質問・一部わかりやすいように質問/答弁を加筆編集)
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「ボーモルのコスト病」を意識した政策を願う!

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 文化経済学に「ボーモルのコスト病」というのがある。世の中には必要だが、生産性を上げられず採算割れする事業は行政が肩代わりしていくという概念である。

 「ボーモルのコスト病」は、公共の事業(公立病院・大学、教育・医療・介護など)として、人的な公共サービスの生産性がなかなか上昇しないことを説明するために例に出される。
 行政事務の多くは労働集約的な仕事が比較的多く、公務員として人員を大幅に削減することは難しい事業があることも事実である。人が主に介在する仕事では、生産性の効率アップが望めないことも事実である。しかし、大幅に効率化が望める事業や、外郭団体などスリム化ももっとできる業務も大くあるはずである。

 今後は、現場のイノベーションを実現するシステム化は今後も欠かせないと思うが、人間系で実施する業務も含めて、全体の業務イノベーションを実施することも大切と思う。

 さて、社会が高度化、複雑化すればする程、単純に考えれば行政の事務は増えていく。ICTの進展でかなりの部分が効率的なシステムとして提供されているが、教育や医療・福祉などは、ますますこの「コスト病」に陥っていくということもあり、「ボーモルのコスト病」を意識することが一方で重要である。
 例えば、高齢者や低所得者など社会的弱者にしわ寄せがいかない様な事前の予防的政策は重要であり、周到な事前策が結果的にコスト削減につながっていくことも多い。
 単に、予算シーリングやうわべだけの事務見直しではなく、予防的政策を意識して、一端ゼロリセットする位の業務イノベーションが今求められている。

(注)ボーモルのコスト病
「ボーモルのコスト病」は、1960年代にウィリアム・J・ボーモルとウィリアム・G・ボーエンによって見出された現象である。ボーモルのコスト病は、単にボーモル病、コスト病とも呼ばれている。ボーモル効果と呼ばれることもある。ボーモルとボーエンの研究は、もともと実演芸術に関してなされた。ボーモルとボーエンは、ベートーベンの弦楽四重奏を演奏するのに必要な音楽家の数は、1800年と現在とで変わっていないということを指摘した。つまり、クラシック音楽の演奏の生産性は上昇していない。自動車製造部門や小売部門のような商業部門では、機械や器具の技術革新によって絶えず生産性は上昇している。それに対して、実演芸術や看護、教育のような労働集約的な部門では、人的活動に大きく依存しているため、生産性はほとんどあるいはまったく上昇しない。弦楽四重奏の例と同じく、看護師が包帯を交換する時間や、大学教授が学生の文章を添削する時間は、1966年と2006年の間で、短縮されていない。(参考・転載:Wikipediaフリー百科事典)
 

【保健福祉委員会・9月定例会質問 (犬鑑札のデザイン見直しについて)】(その2)

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(画像は、現在のさいたま市の犬鑑札デザイン)
 
 自由化された犬鑑札のデザイン見直しについて
 
<質問趣旨>犬の戸籍とも言える犬の鑑札は、犬の登録に不可欠であり、さいたま市では毎年約五千件弱の犬が登録されている。毎年新しい登録や注射交付が必要だが、犬の登録や登録数に対しての狂犬病予防注射の交付件数が課題となっていた。新しい発想でこれらの問題が解決できると考えるが、是非今の施策を見直してほしい。

【質問①】さいたま市での犬の鑑札の装着率(%)は。装着率は低いはずだが低い理由についてどう認識されているのか。
【質問②】この鑑札について、大きさや形、材質などの法律の規定はどうなっているのか教えてほしい。
【質問③】2種類の鑑札・注射済票を付けるメリットは何と考えれば良いのか。装着率アップのためには、この鑑札そのものを変更・見直しする意味はあると考えるが、どう認識されているのか。また、鑑札のデザイン変更については、実施できるのか。

【答弁①】
 犬の観察の装着率については、調査はしていないが全国的にも極めて低い、装着率が低い理由に、大きさやデザインの問題が影響していると考えている。
【答弁②】
 狂犬病予防法施行規則によって全国統一の基準が定められている。平成19年4月から材質や大きさなど一定の条件を満たせば、市町村において鑑札を自由に決定できるようになった。
【答弁③】
 観察や予防注射票を装着することは、飼い犬であるこや予防注射を受けている確認ができること、犬の行方不明時の飼い主への返還率が高くなることなど重要なことだと認識している。
 動物ふれあいフェステバルでのアンケートや他市での実施状況を参考に、親しみやすい鑑札等の大きさやデザインについて検討したい。

 犬の登録や登録数に対しての狂犬病予防注射の交付件数が以前から課題となっていた。鑑札の装着率の低下の一つの鑑札の大きさやデザインの影響が大きいことが指摘されていたなら、即変更すべきである。
 最近は、お年寄りでも若い人でも子犬を飼いたい人が増えている。しかし昔ながらの形である鑑札は付けたくないと言う女性も多い。親しみやすく女性に評判の良いデザインに是非ともすべきであると思う。
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(比較的全国で多く採用されている鑑札デザイン)
 
 若い女性の愛犬家の意見を是非組み入れて頂き、さいたま市の犬観察が全国でも評判になるようなものを是非作ってもらいたい。

(平成22年9月13日・保健福祉委員会議案外質問・一部わかりやすいように質問/答弁を加筆編集)

【保健福祉委員会・9月定例会質問 (「さいたま市医療なび」ついて)】(その1)

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(画像は「さいたま市医療なび」HPの検索画面)
 
 市民起点で考える「さいたま市医療なび」について

<質問趣旨>「さいたま市医療なび」については、携帯電話やパソコンから病院や診療所の基本情報や診療科目など24時間いつでも検索できるサービスであるが、利用者はどれだけいるのか、利用者にとってのメリットはどこにあるのか、埼玉県でも同様の機能があり、二重行政を排除する観点でも統合(片寄せ)すべきと考えるが、見解を聞きたい。

【質問①】この「医療なび」は、どれぐらい活用されているのか。(アクセス件数やその活用度合い、一番利用されている機能、利用者からの評価、要望クレームは)
【質問②】利用者から見てこの「医療なび」サービスの目的は何なのか。
【質問③】自分にあった医療機関を探すことやかかりつけ医を持つことが目的なら、もっと利用者に必要な情報があるはず。今の基本的な情報に加えて、例えばお医者さんの得意分野、専門分野や先生の名前など、もう少し利用者側に立って考えれば欲しい情報がある思うが、情報(項目)の追加など考えておられるのか。
【質問④】埼玉県で実施している「埼玉県医療機能情報提供システム」とこの「さいたま市医療なび」の違いは何なのか具体的に知りたい。また埼玉県の検索システムの評価・評判はどう認識されておられるのか。
【質問⑤】医療なびは、常に最新の情報でなければならないが、医療機関からみれば、埼玉県にもさいたま市にも埼玉県医師会にも最新の情報を提供しないといけない。医療機関からみれば、それぞれから基本情報を聞かれることになる。また、自らHPでも同一情報を掲載しなければならないし、医療機関から見ても、基本情報だけならそんなにメリットがあると思えないという意見もある。ほぼ同じ提供目的・検索方法であれば、片寄せするつまり、さいたま市医療なびを廃止し埼玉県検索システムに統一するという考え方もあるが、見解を聞かせてほしい。

【答弁①】
 平成21年度実績は、約14万7000件。休日夜間の当番医検索や診てもらっている医療機関の検索が多い。
診療時間のミスや未掲載の医療機関などの要望・クレームがあり、逐次修正・登録を依頼している。
【答弁②】
 市民が急な病気で困った時や市民が必要とするであろう情報を中心に、わかりやすく24時間365日提供することを目的としている。
【答弁③】
 医療法改正に伴う診療・健診科目の変更、妊婦が分娩取扱い機関を探しやすい様に予約状況を表示したりしている。
【答弁④】
 県の方は、データが豊富で専門的な情報が含まれているが、階層の画面数が多く見づらい構造になっている。携帯電話からアクセスできない。市の医療なびは、検索しやすい構造で、診療時間と連動した医療機関検索や近隣の医療機関検索などの機能がある。県のシステムは、使いずらい検索しずらいという意見が多いと聞いている。
【答弁⑤】確かに県と市で重複した掲載情報がある。市では地域に密着した情報を提供することで県のものと差別化を図っている。県は約19万件、市は約15万件とアクセス件数があまり変わらない。専門的医療の検索は県は優れている。市民には、県の検索と市の検索とを使い分けてもらうのが良い。市のホームページに県の優れた機能の紹介やリンクを充実させ、HPの改良をしたい。

 市民の立場で考えれば医療機関情報検索システムは県であるとか市であるとかは関係ない。居住する市内の情報だけでなく近隣の市町村の情報もタイムリに欲しいところ。市民が使い分けをするというのは、行政の身勝手としか言いようがない。 
 県システムの使い勝手の悪さの見直しは、県に強く要望したいが、県と市の連携・統合の方向が考えられなかったことが残念である。単なるリンクではなく市民の立場を考慮した統合ポータルをイメージしていたが、あくまで別で連携だけであれば、同様の機能については税金のムダ・ダブリ(二重化)ではないかと思う。


 時間検索や分娩の予約項目も同様の検索があり、どうみても県と市の二重行政という感がいなめない。

 やはり、最終的には、使いやすい両機能を統合した「統合医療検索ポータル」が望ましいと私は考える。
(平成22年9月13日・保健福祉委員会議案外質問・一部わかりやすいように質問/答弁を加筆編集)

日本の国政調査とイギリスの国勢調査

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 5年に一度の国勢調査は、今「平成22年国勢調査」として調査用紙が配布され、既に記入された方もおられるのではと思う。

 今回の調査票は、A4用紙1枚、18項目で①世帯員全員状況、②世帯状況、③就業者(通学者)である。今回は大規模調査としており、簡易調査と交互に10年おきに実施している。尚、調査確認を目的に電話番号の記入もある。 

 この様な国勢調査は全世界でも調査されており、イギリスでは10年に1回、次回は来年4月に実施される。
調査項目は60項目となる様で、日本と比べ大幅に多い。しかしユニークな調査項目も多い


<イギリスの2001年度国勢調査の調査項目(40項目)> *2001年に追加された項目
①人口に関する項目:氏名、性別、出生の年月、婚姻の状態、続き柄、1年前の常住住所、在学中の住所
②文化に関する項目:出生国、民族グループ、ウェールズ語(ウェールズのみ)宗教*(任意記入)
③健康に関する項目:健康状態*、無償のケアの提供時間*、長期療養
④教育に関する項目:在学状況、教育・職業上の資格、専門的資格
⑤労働に関する項目:労働力の状態、失業期間、仕事や訓練の有無*、勤め・自営の別、職場の就業者数*、仕事の名称、仕事の内容、管理的地位*、産業、事業主名、週労働時間
⑥交通に関する項目:自家用車の数、就業先の住所、交通手段
⑦住居に関する項目:住居の種類、各戸独立か、部屋数、設備(バス、シャワー、トイレ)、(最下)階数*、セントラル・ヒーティングの有無、住居の所有関係、家主の種類、社会施設への居住

 上記は前回の調査項目だが、健康、労働、住居など少々プライベートなことも調査項目に入っている。これらの情報が、確実に政策に反映して頂けるのなら、調査項目に記入してもよいと思う。(記入労力はあるが)

 さて、このイギリスの国勢調査も事業仕訳?される様で、今後は官民が持つ別のデータを流用することで代替とするそうです。
(日本では、民間の金融機関、保険会社等の全データを自動的に政府が吸い上げるのは、個人情報保護法で問題になる)

 ちなみに調査にかかるコストは、
①日本  :総額約760億円、人口一人当たり約600円。(2000年国勢調査の事業予算実績)
②イギリス:総額約367億円、人口一人当たり約705円。(2001年国勢調査の事業予算実績)

(調査項目数割で考えると、一人あたりの費用は日本が低コストとは言えない)

 国勢調査と似たような内容の調査が政府(各省庁・関係機関)からなされているが、この部分は一度リセットして見直すべきではと考える。
 イギリスの民間データ活用は難しいと思うが、自治体の基本情報で多くの国勢調査ができるのも事実である。
 アメリカの調査では、基本項目(ショートフォーム)7項目の調査を国勢調査で実施し、詳細項目(ロングフォーム)46項目は、別途実施する「アメリカ共同体調査」(標本調査)から作成される予定ですが、両国の良さを取り入れ、次回はインターネットの調査回答方法を含め見直ししてほしいと思う。
(参考:「平成22年国勢調査の実施に向けて(検討状況報告)」平成21年4月・総総務省統計局)

 

もっと広がれ、「心温まる言葉や手紙」の輪を!

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(画像は、平成22年版家庭教育手帳・小学生(低学年~中学年)編(ワクワク子育て))

 先日、「“感謝の絆(きずな)”メールに、感謝×感謝」 という記事を掲載した。
 本当に、親切なできごと、感謝したいできごとには、心温まる話がいっぱいつまっている。

 埼玉県でも、「心温まる言葉・手紙」として、県民の皆様からお寄せいただいた心が温まるエピソードなどを掲載してるホームページがあります。
 ⇒ 「心温まる言葉・手紙」 (埼玉県教育局生徒指導課)

 「彩の国心のほっとレター」では、 県民の皆さんから子どもたちや学校に関する心温まる話が届いています。子どもたちの人を思いやる気持ちや優しさあふれる行動が周りの人の心を動かしているようです。
 もう既に、昨年からの心温まる話が掲載されています。是非ご覧頂きたいと思います。

 また、文部科学省では、家庭教育を応援するために様々な情報を提供しており、「家庭教育手帳」は大変素晴らしい家庭教育教材です。
‣ 家庭教育手帳 乳幼児編 <ドキドキ子育て>
‣ 家庭教育手帳 小学生(低学年~中学年)編 <ワクワク子育て>
‣ 家庭教育手帳 小学生(高学年)~中学生編 <イキイキ子育て>


心温まる話が多く生まれる様に、家庭での教育・指導も大切だと思います。 

トヨタ式「鬼十訓」を、考えてみる!

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(画像は、あさ出版・「トヨタ式 鬼十訓 私が大野耐一から学んだこと」/若松義人著)

 昨日は、かつて「広告の鬼」と恐れられた電通四代目社長の吉田秀雄氏が遺した仕事の掟十ヶ条、電通「鬼十則」の記事を掲載した。
 今日は、「トヨタ式鬼十訓」について考えてみる。

<トヨタ式鬼十訓>
第1訓 君はコストだ。まずムダを削れ。それなくして能力は展開できない。
第2訓 はじめたらねばれ。できるまでやめるな。中途半端はクセになる。
第3訓 困れ。困らせろ。安易を好む人と決定的な能力格差がつく。
第4訓 ライバルは君より優秀だ。すなわち君は今始めることでのみ勝てる。
第5訓 仕事に痕跡を刻め。十割命じられても十一割目を自前の知恵でやれ。
第6訓 平伏させず心服させろ。そのためにだれより長い目で人を見ることだ。
第7訓 「できる」とまず言え。そこに方法が見つかる。
第8訓 失敗を力にしろ。真の自信も運もリカバリーから生まれる。
第9訓 労働強化を避けよ。人間「ラクになるには」に一番頭が働く。
第10訓 お客の叱声は成功の呼び声だ。逃すな。いじけるな。考え抜け。

 この「トヨタ式鬼十訓」は、かの有名な「トヨタ生産方式」を体系化した大野耐一氏「カイゼンの鬼」と言われた)のもとで学んだ著者が、大野さんのイメージを描いて書いたものだそうです。

 昨日続く再質問、行政の領域で職員の立場でこの「トヨタ式鬼十則」を読んだ時に、どんな印象を持って頂けるのであろうか。
 これは民間の話であって、行政にはそぐわないと思った人は、もう退場して頂くしかない。
 私が、常々主張している「市民起点・市民視点」(いわゆる顧客視点)から考えても、重要な仕事の掟十ヶ条である。
 是非、行政職員の方々には、ひとつひとつの教訓をかみしめてほしい。私も、この十訓を基本において、行財改革・議会改革に引き続き取り組みたい。

注)大野耐一(おおの たいいち)
トヨタ自動車工業元副社長。日本人の技術者、経営者である。かんばん方式など生産管理のあり方として世界的に有名となった“トヨタ生産方式(Toyota Production System、略称TPS)”を体系化した人である。

電通「鬼十訓」を、あらためて考える!

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(画像は、電通「鬼十則」/PHP文庫・ 植田正也著) 

 尊敬する友人のブログを読んでいたら、「電通鬼十訓」の記事が掲載されていて、あらためてこの鬼十訓の意味をかみしめてみた。
 ご存じの方も多いと思いますが、電通「鬼十則」とは、かつて「広告の鬼」と恐れられた電通四代目社長の吉田秀雄氏が遺した仕事の掟十ヶ条であります。

<鬼十則>
.仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
.仕事とは、先手々と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
.大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
.難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
.取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
.周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
.計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらない。
.頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10.摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

多くの成長企業が、この鬼十則を社訓のように使っていると言われています。

 さて、行政の領域で職員の立場でこの「鬼十則」を読んだ時に、どんな印象を持って頂けるのであろうか。
 いや、これは民間の話であって、行政にはそぐわないと思った人は、もう退場して頂くしかない。
 私が、常々主張している「市民起点・市民視点」(いわゆる顧客視点)から考えても、重要な仕事の掟十ヶ条である。

 この「鬼十則」が欲しい人は、 鬼十訓(PDF現代訳)をここででダウンロードしてください。

水ビジネス参入は、埼玉県 より さいたま市 が先であるべきだ!

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(画像は、丸善・「水ビジネスの現状と展望 水メジャーの戦略・日本としての課題」・服部聡之著)

 上下水道事業の効率化や健全経営は、市民サービスを向上するためにも無くてはならない考え方である。
このブログでも、
1.上下水道事業の官民連携ビジネスへ!(2010.2.4記事)
2.「水道事業の民営化」に向けて!(2010.2.5記事)
を記事にし水道事業について問題提起しており、
6月定例議会議会でも、一般質問にて「公民連携による水道事業の基盤強化と新たな経営形態について」を追求した。


<質問通告項目>
1)5年前及び昨年度の給水量、有収水量と分担金を含む水道料金収入と5年間の動向について
2)有収率向上に向けた施設整備の進捗状況について
3)水道事業の経営における事業リスクについて
4)財団法人埼玉水道サービス公社への業務委託内容と今後の委託範囲の拡大検討について
5)民間的経営手法の導入推進方針における業務委託(第三者委託を含む)の検討事業について
6)次期中期経営計画の新たな考え方について

 「水道事業の健全経営」ということで、さいたま市版事業仕分け作業(行財政改革公開審議・2010年6月/7月実施)でもテーマとして取り上げられ、経営基盤強化や水道局(上水道)と下水道事業の組織統合への方向性を出している。

 私は、企業会計としての水道事業をもっと効率的効果的な事業形態に見直し、新しい発想で水ビジネスを考えて欲しいと言うことを提言しており、旧態依然とした組織に“活”を入れたいという思いであった。
 それは、結果的には、市民サービスの向上につながっていくことであるからである。

 さて、新聞報道で、埼玉県が「水ビジネス」に参入する旨の記事が掲載された。
私は、アジア・中国など新興国への水ビジネス参入は、日本の水道事業の技術レベルの高さを世界にアピールできるチャンスができるし、高い技術をもっとレベルの高い技術にするためにも、対外試合で鍛えることが良いと思っている。

 さいたま市も「ラオス」で技術指導を長年実施しているが、指導レベルから国レベルの技術設備供与・運営ノウハウ提供、そして水ビジネス参入へと拡大すべきだと主張してきている。
 埼玉県は、浄化した水を県内自治体へ供給する卸事業を行っており、「末端給水」(小売)のノウハウがないので、埼玉県が研究会を発足させているが、本当は技術レベルの高いと自負するさいたま市自身が、いち早く自ら研究し、実現に向けて検討すべきであると思う。

 新しい政策は、タイミング事前検討内容の深さ首長の英断が重要だと思うので、肝に銘じていて欲しい。

“感謝の絆(きずな)”メールに、感謝×感謝

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(画像は清河寺)
 さいたま市西区では、「西区“感謝の絆(きずな)”メール」として、身のまわりで起きた、感謝の気持ち「ありがとう」を感じた出来事を区役所に送って、市民と区役所とが相互の感謝の気持ち「ありがとう」を伝え合うことができる、市民と区役所との情報の共有の場(掲示板)があります。

 さて、池田安麿さんが「yasumaro石造物めぐり」というホームページを作成され公開されていますが、その記事の中に、「さいたま市西区指扇を歩く」というのがあり、さいたま市西区清河寺周辺の石造物について、写真と共に紹介されています。

 私は、このブログに西区清河寺近辺のことを掲載して頂いたことへの感謝の気持ちでこのブログにコメントを入れさせて頂いた訳ですが、後で丁寧なメールを頂戴し「“感謝”の気持ちありがとう」の心温まる内容のメールを頂きました。

 それは、私が何気なく読んでいたこのブログに「指扇公民館の職員に親切にして頂いた」ことを掲載して頂いたことに、あらためて“感謝の絆(きずな)”“ありがとう”の感謝の気持ちを私が素直に持ったことに加えて、西区の指扇公民館の職員(K・О)さんが、池田安麿さんのケガをしたことへの親切な対応の実話に、感謝と感謝が重なった様な話に、私自身感激をし区役所にお伝えした次第です。

 本当に、親切なできごと、感謝したいできごとには、心温まる話がいっぱいつまっています。感謝。拝。

<参考>清河寺
今もなお武蔵の面影を残す清河寺は、鎌倉公方足利基氏が1360(延文5)年に建立した鎌倉円覚寺の末寺である。
ここには、足利持氏や岩槻城主太田資正らの寄進状など8通の古文書が残されている(県の文化財)。
また、一時戦火で焼失したが江戸期に入ると、家康をはじめ歴代将軍から寺領として5石の朱印状が与えられているそうだ。(CityDO!より文書を転載)

さいたま市も、「産業集積特区」を!

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(画像は、アラブ首長国連邦のアブダビ近未来都市「マスダールシティ」より転載)

 埼玉県は「次世代産業集積特区」を提案するという記事が掲載された。
環境、エネルギー、自動車、医薬品、食品などの産業を軸に、将来性の高い企業や工場を県内に集積させ経済と雇用の安定につなげたいとの思いの様だ。
 
 私は、経済産業政策は全方位的な発想ではなく、重点的な産業振興を軸に横に広げていくことが良いと考えている。特異な産業集積は、経済の地域アドバンテージが生まれ、国内でも産業の優位性ができるのでは考える。

 さいたま市における産業のアドバンテージは何か、アドバンテージにできる産業は何なのか、アドバンテージがとれる連携・提携産業が何なのか、どんな連携・提携として産業を育てていくのか。
 やはり、埼玉県の中心地であるさいたま市が活性化しないと埼玉県も活性化しない。埼玉県に先んじて、もっと経済産業振興を真剣に考えてほしい。
 このことが、安定した雇用拡大、産業振興に必ずつながっていくはずだ。

 日本経団連でも、環境・エネルギー、医療、交通などの分野で企業が持つ世界に冠たる技術を都市につぎ込み、実証実験により技術を完成させるとともに、教育や観光などの取り組みも含めた総合的な未来都市の構築を目指す「未来都市モデルプロジェクト」の検討が既に進められている。
(参考:「未来都市モデルプロジェクト中間報告」・(社)日本経済団体連合会 都市・地域政策委員会)

 経団連や政府、埼玉県との連携したさいたま市としての新たな経済政策をいち早く打ち出してほしいと切に願う

高齢者というのは何歳?、65歳?・75歳?・88歳?

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(画像は、川崎市HPより転載)

 敬老会や長寿を祝う会が今週多く催されている。長寿の方々への感謝の集いでありますが、長寿の人と同じ空間・時間を過ごさせて頂くことに感謝の気持ちで一杯であります。

 さて、高齢者とは何歳から言うのであろうか。 
 国連の世界保健機関 (WHО)の定義では、65歳以上の人のことを高齢者としている。
また、人口の年齢構造では、14歳以下を年少人口、15~64歳までを生産年齢人口(現役世代)、65歳以上を高齢人口としている。
 さいたま市では、9月15日から「シルバーカード」を緊急時の連絡先を記入できるカードとして、65歳以上の方に郵送で交付し始めた。
 また不評であったが、65歳以上75歳未満を前期高齢者(ヤング・オールド)、75歳以上を後期高齢者(オールド・オールド)として区分することもある。

 これらのことを考えると、統計上・行政区分として、65歳以上が高齢者ということになる。
しかし実態は、65歳を高齢者と思っている人は少ないのではないだろうか。
 現在、さいたま市では、長寿を祝う敬老祝い金は75歳から支給されている。いわゆる後期高齢者の区分を考えると、高齢者の定義は、75歳ということになるのかもしれない。

 高齢化社会に備えて、今多くの自治体で敬老祝い金が見直されている。直接現金支払いからサービス給付という考え方もある。
 しかし、この高齢化は今に始まった訳ではない。さいたま市がこの2月に検討した「敬老祝い金支給」を、いきなり88歳から支給すると言う発想は、敬老の精神(老人をうやまい、大切にすること)に反すると思う。

 いきなり、高齢者の定義が、75歳から88歳になったようなものである
高齢者の皆様に、敬老の精神を心遣いするなら、高齢者の気持ちを聞き、丁寧な説明をした上で、実施すべきだった。(議会では、88歳支給賛成派と反対派に分かれ、反対多数で否決をした)

 65歳を超える高齢者も、今後は「新しい公共」を担う世代であり、地域の中核の人でもある。
市民起点、高齢者視点で考える丁寧な市政であってほしいと切に願う。

次世代スパコンや高速増殖炉と同じ「国家基幹技術」は?

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(画像は、理化学研究所・高輝度光科学研究センター・HPより転載)  

夢の光と言われる、「X線自由電子レーザー」XFELというのが今後脚光を浴びる様だ。
 XFELとは、X線自由電子レーザー(X-ray Free Electron Laser)の略で、波長がX線(可視光よりも波長がとても短い)領域のレーザーだそうです。

 20世紀はエレクトロニクス(電子技術)の時代でしたが、21世紀はフォトニクス(光子技術)の時代になるといわれてる。
 理化学研究所などが2006年から約400億円かけて建設(兵庫県上郡町)、今年10月から試運転が始まるという。
次世代スパコン高速増殖炉と同じ「国家基幹技術」と位置づけられている。
 
 この技術は、基礎科学だけでなく、下記の研究に役立つと言われている。
1)創薬に重要な役割を果たす膜たんぱく質の構造解析
2)細胞の発生・分化などに関与する機能性RNAの機能解明
3)水素などを吸蔵する気体吸着素子の開発

 国家基幹技術として、新しい分野であるので、世界に通用する技術の集積と外国に負けない科学技術を育てる政策を続けて欲しい。 

<参考>XFEL
 XFELは、物質を原子レベルの大きさで、かつ瞬時の動きを観察することができると考えられているまったく新しい「夢の光」です。
 そのため基礎研究にとどまらず、広く国民の生活に有意義な影響を及ぼすような画期的な光源として期待されています。
  そのような理由からXFEL計画は、我が国の科学技術を牽引する世界最高性能の研究・技術開発として、『国家基幹技術』に認定され、2010年度の完成を目指し、2006年から施設の建設が始まりました。
  米国や欧州(ドイツ)においても同様の計画が進行中であり、日米欧の間で熾烈な競争が行われています。
(参考・転載:理化学研究所・高輝度光科学研究センターHPより転載)

さいたま市も「図書館海援隊」プロジェクトに参加を!

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 有志の公立図書館が関係部局と連携しながら、課題解決支援サービスの一環として、貧困・困窮者に対する支援や地域や住民の課題解決を支援するために医療・健康、福祉、法務等に関する様々な課題解決支援を行っている。この総称を、「図書館海援隊」と呼んでいる。

 厳しい雇用状況を踏まえ、政府では緊急雇用対策本部を中心に、貧困・困窮者等に対する雇用、住居、生活支援に関するワンストップサービスなどの施策を一部の図書館で実施している。
 これらに対し、来館者に対する情報提供・相談業務を更に発展させ、地域が抱える様々な課題に対する解決支援サービスとして機能していく。

 上記サービスに関する知見の豊富な有志の図書館が「図書館海援隊」を結成し、ハローワーク等関係部局と連携しながら、貧困・困窮者に役立つ支援をはじめ様々な支援を開始し始めている。
(参考:文部科学省・図書館による課題解決支援/2010.2.8)


 「図書館は、地域の貴重な情報発信基地である」と以前にもこのブログにアップし、2月の予算委員会でも、この観点でコスト削減を含め、執行部に質問質疑を実施した。

 図書館の機能をさらに強化するためにも、また将来のPFIや民営化(指定管理など)に向かうためにも、有志の図書海援隊に組して、地域の課題解決場所としてまた情報発信、情報提供を様々な観点から機能強化していくことが大切であると思う。

2010年問題と医療費負担問題

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 「2010年問題」とは、国内製薬大手の主力医薬品の特許が2010年前後に一斉に切れる問題
 特許制度に保護される医薬品は、特許が認められると、約20年間他社が同じ成分の薬を製造・販売できないため利益を独占できるが、特許が切れると、他社が同じ成分の安価なジェネリック(後発)医薬品を販売できるため収益が減る。
 世界的に新薬審査が厳格化し、各社の新薬開発が進んでいないこともあり、影響が深刻化している。
(参考・転載:毎日新聞・2010.9.3)

 新薬開発には、巨額の費用と膨大な時間を必要するため、特許権を取得し自社が新規に開発した医薬品を製造販売することで、資本の回収を図り、その新薬で得た利益を新たな新薬の開発費用として投資する仕組みをとっている。
 特許の存続期間(20年間)が満了すると、他の企業(後発企業)も自由に先発医薬品とほぼ同じ主成分を有する医薬品(ジェネリック医薬品)を製造販売ができるようになる。
 
 今、患者が日々の医療費負担に苦しむ現実をどう解消していくかは大きな課題であり、特に景気悪化で低所得層が増えていることや高齢者の医療負担は、本当に深刻な問題である。
 また、薬の高額化に伴う患者の負担軽減をするには、国の財源負担も増大していく。

 高額療養費制度における低所得層の負担上限額を引き下げることや、高所得層の負担をもう少し増やすことなど公平感・バランスを考慮し、弱い立場の患者の負担軽減を検討すべきだと主張する学者もいる。

このままでは医療財政が破綻し、将来的には、患者に提供する治療が制限されることも出てくるはずである。

注)「高額療養費制度」:
長期入院や治療が長引く場合などで、1か月の医療費の自己負担額が高額となった場合に、一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分が払い戻される制度。

“相手に気遣いされない様に心配り” する “心遣い”を!

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(画像は、フレッショアイニュース・2007.5.24より転載)

 心配り、心遣い、気配り、気遣い、配慮は、同じ意味のことばである。あれこれ気を使うこと、手抜かりがないように注意することの意味であり、意識せず行動(気配り)できれば素晴らしいことである。

 押しつけではなく、相手にそっと心配りをすることは、相手にも心地よいはずである。しかし相手がこちらの気配りを意識しすぎてしまう様な気配りは、本当の気配りではないと思う。
 そっとした気遣いで、相手のことをおもんはかっての気持ちが、すっと行動にでることが本当の気遣いである。
 相手から逆に気遣いされてしまえば、気遣いの度合いが減っていくことになる。

 ラジオでの話ですが、駅から遠い人の家まで車でいつも遠回りだけど気遣いして送ってあげるという話があり、相手の人は気遣いに恐縮しているのですが、送る方はちょっとした気遣いだけでさほど気にすることではない。相手から送ってほしいと言われても送れない時もあるのでと、そっと伝えることで、相手を気にさせない様な気配りができているという話に、ちょっとした気配りを感じました。

 そういう意味で、相手に気遣いされない様に心配り” する “心遣い”を!という考え方は真の“心配り”と言えよう。
 少々わかりにくい話になって、“気配り”ができていないことに心が痛みます。

西区ロビーコンサート「二胡の響き」に感動!謝謝!

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さいたま市西区役所とさいたま市文化振興事業団共催で、西区役所1階市民ホール(ロビー)で、多くの区民の方々に参加を頂き、西区ロビーコンサート 「二胡の響き」(演奏は二胡奏者の程農化さん・さいたま市中央区在住が昼の時間帯に開催されました。

 区役所ホールが一杯になる程の参加を頂き、多くの方が感動してまた楽しんで帰って頂いたのでは思います。
私も、立ち見席でしたが皆さんと一緒に素晴らしい二胡の演奏と心温まる程さんのお話に聞き入ってしまい、感動しました。
 太極拳をされている高齢の来場者も、二胡の演奏で太極拳を楽しんでおられるという貴重なお話もお聞きできました。

 心あたたまるお話とふるさとを大切にするこころや大自然と雄大な中国をイメージできる素晴らしい演奏は、もう一度聞きたいという人も多かったのではと思います。50分の素晴らしいこの空間と音色で、今日一日こころがなごみます。謝謝!

私なりの演奏された11曲(一部程農化さんのHPの音源♪あり)の簡単な感想を入れておきます。
 ①蘇州夜曲・②夜来香、この2曲はどちらも李香蘭さん(山口淑子さん)の歌ですが、いまでも中国でも歌われている歌で、二胡の音色と本当にマッチした曲だったと思います。
 ③富士を行く雲(作曲:程農化)♪は、富士山の雄大な自然を表現されたやさしい曲だったと思います。
 ④昴(すばる)、ご存じ谷村新司さんの名曲で、やはり中国大地の雄大な自然が表現され感動の音色でした。歌もいいですが、二胡の演奏も雰囲気がでています。
 ⑤里の秋、自然豊かなふるさとを思いだし、田園風景が思い浮かべます。
 ⑥五胡歓喜(作曲:程農化)は、富士五湖のほとりで風に揺られた湖の波と富士五胡のそれぞれの素晴らしさを表わした楽しい曲でした。
 ⑦川の流れ、ご存じ美空ひばりさんの名曲。二胡での演奏も心静かな川の流れを感じました。
 ⑧競馬、程農化さん18番だそうで、本当に競走馬が競って走っているイメージがわきアップテンポの楽しい曲でした。
 ⑨北国の春♪ご存じ千昌夫さんの名曲で、北国のふるさとを代表する田園を思いだす歌詞、ふるさとのかおりが感じられます。
 月の砂漠♪、⑪故郷 のアンコールにも応えて頂き、参加者が一体とって一緒に歌を歌い、二胡をバックにカラオケなんて二度とできません。

三洋電機のホームベーカリー「ゴパン(GOPAN)」

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 これまで米粉を使ってパンをつくる“米粉ベーカリー”は、米粉そのものが手に入りにくく価格が高いという課題がありました。
 三洋電機は、どこのご家庭にもあるお米を粉(米粉)にしてパンにする商品を開発していましたが、お米は硬度が高いため、米粉状に粉砕するには大規模な機器と設備が必要で、商品化までは至らなかった経緯があります。

 しかし、米粉パンをつくる過程で米粉を水に漬けるという点に着目し、炊飯時のようにお米を粒の状態で水に漬けて柔らかくしてからミルをかけるという“米ペースト製法”という画期的な開発をされています。 

 使い方は、これまでのホームベーカリーとほぼ同様で、まず洗米したお米220g、塩、砂糖、ショートニングをパンケースに入れ、最後に小麦グルテンとドライイーストを本体上部の自動投入ケースにセットしスタートボタンを押すだけだそうです。約4時間後にはこれまでとは違った、おうちのお米でつくった“米パン”1斤が焼きあがります。
(参考・転載:三洋電機・三洋電機のホームベーカリー「ゴパン(GOPAN)」ホームページより)

 この商品は、普段食べているお米をそのまま使えるという画期的な商品で、お米のもちもち感のあるパンができる様です。
 今後、大部分が輸入である小麦粉の価格が高騰することも考えられ、日本のお米を材料にしたパンができることは、本当に素晴らしい商品開発であるなと思います。
 米消費拡大、自給率向上など様々なシナジー効果も生まれ、売れ過ぎる商品として話題になっています。

 発売日は11月11日ですが、当初10月発売の予定が爆発的人気で発売日を延伸した様です。
 家庭に炊飯器が当たり前の様に設置されている様に、このゴパンも当たり前に設置される時代がすぐ来るのではと思っています。 
 やはり、普段食べているお米を気軽に使って、できたてのパンを食べられるのは、ごはん食とパン食が、時と場合によって食べられることの素晴らしさを早く実感したいものです。
 

「ツイッター(Twitter)」140文字のメリットと留意点

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 世界的なブームというか今となってはインフラとも言える「Twitter」だが、その誕生の時を語ったブログを見つけた。
 「140characters」で、「How Twitter Was Born」が、Twitter誕生の状況を記載している。

 「Twitter」は元々SNS(ショートメッセージ)用として作られていたが、当時はキャラクタ数の限界を全く意識しておらず、一般的なSNS制限で長いメッセージを複数に分けて連続して送信していた。
 そこで、バグを減らすことやSNSコストを削減するために、ユーザー名をメッセージの正面に残す20文字+120文字にしたそうです。140文字に最初からこだわっていたわけではなく、必要に迫られて140文字に決めたそうですが、これが面白いです。
 この140文字というのが、今や世界を変えつつあるというのが驚きです。

 また、140文字以内に、いかに言いたいことを使える難しさ、楽しさも面白い訳です。
 しかし一方、140文字では伝えられないことや一部の文字だけで言いたいことを判断されてしまう恐ろしさもあります。
 マスコミの記事で、ある部分だけぬき出して前後の文脈なしで伝えられることと同じことも起こるという訳です。従って、つぶやきといえども注意深くつぶやかないといけないかもしれません。

 ただ意識せずつぶやくことに、このリアル性やネットワーク性の意味がある訳で、意識し過ぎると逆に面白くなくなる可能性もあります。
 今後も、この政策ブログ「さいたまの理」ツイッターを続けます。是非継続してアクセス(閲覧)して下さい。宜しくお願い致します。

 本ブログでの過去のツイッター関連記事を掲載してみます。
1.「140文字のコミュニケーション」
2.Twitterの利用率は8.2%、リアル性に魅力あり!
3.消防庁が、ツイッターを活用した災害情報を発信!

「野菜即売会で地産地消学ぶ、親子が生産者と触れ合う」

 「野菜即売会で地産地消学ぶ、親子が生産者と触れ合う」という新聞記事がある。
JAあいち豊田が、地元の小学生が地産地消を学ぶ「キッズ・サマースクール」で、食と農業の大切さを理解してもらうこととJAの活動を知ってもらおうと企画したものだ。

 会場には、市内で農業を営む生産者の6グループが出店し、模擬紙幣を使っての即売会が行われた。地元産の新鮮な野菜が並ぶとあって、親子連れが列を作って、品定めをしていた。
 サトイモを買った同市石飛町の小学6年生Iさんは「作った人のことを考えて、大切に味わいたい」とにっこり。生産者のNさんは「(生産者の)顔を見ると、安心して買ってもらえると思う」と、消費者との触れ合いを楽しんでいた。
 このほか、地産地消に関するクイズ大会や、地元、県内外、海外産の米を使ったご飯を食べ比べる「利き米大会」などがあり、多くの親子連れが足を運んだ。
(参考・転載:読売新聞・2010.9.6)

 地域の農業振興、特に都市型農業の振興では「地産地消」は重要なキーワードである。
「食」は生命の源であると共に健康に密接な関わりがあり、この「食」を支えるのが「農業」であります。
 地産地消運動は、単に「地場産品の消費拡大運動」という面だけではなく、「産地と食卓の交流」や「健康的な食生活の実現」、「旬と食文化への理解」、「環境保全」、「地域の活性化」など、いろいろな役割を持っていると言われています。

 また、全国各地で地産地消の重要性が見直され、「身土不二(しんどふじ)」や「スローフード運動」、「ロハス」などの取り組みと連動し、消費者と生産者の相互理解を深める取り組みとして期待されている。
(参考・転載:香川県「さぬきの食」ホームページより) 


 正しい食文化を育て、食と農業の密接な関係を見直し、地域の農業と地域の食を考えるイベントも多く実施されると思いますが、あらためてその重要性を訴えたい。

<参考>
【身土不二】
「身体と環境(=土)は一元一体である」という考え方で、人の命と健康は食べ物で支えられ、食べ物は土が育てる。人の命と健康はその土と共にあるので、生活する土地である四里四方(16㎞四方)でとれる旬のものを正しく食べようという考え方。
【スローフード運動】
ファーストフードによって全世界で味の均質化が起こっていることを危惧したイタリアの人たちが地元の食材と「食」にまつわる文化を大切にしようと始めたもので、1)守る:伝統的な食材や料理、質のよい食品を守る、2)教える:子どもたちを含め、消費者に味の教育を進める、3)支える:質の良い素材を提供する生産者を守るという3つの方針を示している活動。
【LOHAS(ロハス)】
LOHAS=Lifestyles of Health And Sustainabilityの頭文字をとった略語。ロハスとは、地球環境保護と健康な生活を最優先し、人類と地球が共栄共存できる持続可能なライフスタイルという意味で、日本では「健康と環境を志向するライフスタイル」と意訳される。

「うつぐみ」という考え方と美しい島々!~竹富町~

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(画像は、竹富町観光協会ホームページより転載)

 沖縄県竹富町は、琉球列島の最南端八重山諸島に属し、竹富島、黒島、小浜島、加弥真島、新城島、西表島、鳩間島、波照間島の16の有人・無人の島しょのまちです。

 今日朝日新聞のオピニオン欄に、竹富町長の離島の自治「うつぐみ」という記事が掲載された。
 「うつぐみ」とは、賢いリーダーがひとりの判断に任せるのではなく、みんなで一致協力して物事に当たろうという考え方だそうです。
 「うつぐみ」という言葉を初めて聞いて、新しい住民自治の考え方を先取りされており、いわゆる「共助」にもつながる考え方であると思いました。

 竹富島では、自然環境と伝統的な町並みを守ってきた島に、今年リゾート開発が初めて始まったそうだ。
島を荒らされまいと島民が土地を買い戻し、「竹島憲章」を作って島を守ってきた歴史がある。
また海外のファンド会社に一部の土地の抵当権が渡ったことなどから、様々な行政と島民自治との葛藤で、最終的には、島民が苦渋の決断をされたとのことです。

 素晴らしいのは、「行政が中立的な立場で自らの情報を開示し、業者に開示させ、あとは住民の判断に従う」という「うつぐみ」に任せたという点です。

 竹富島は、本土復帰前、大型台風と干ばつで疲弊し、本土資本に土地を売って島を離れていくという経緯がありましたが、今や年間40万人前後の観光客が訪れているそうです。
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 川満町長は、「赤瓦と石積み塀、白砂の道の集落、西表石垣国立公園の大自然が残る竹富島」に是非一度おいで下さい!とPRをされているが、「うつぐみ」という自治の考え方と共に興味のそそる記事であった。

映画「てんびんの詩」は、“顧客(住民)起点”の原点です!

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(画像は、映画「てんびんの詩」第一部より転載)

 大正時代の近江商人の跡取り息子を、行商に出してあきんどの修行をさせる「てんびんの詩」という有名な映画があります。企業の営業マンの研修用ビデオによく使われています。

 近江商人のシンボルである天秤棒を担ぎ、鍋ぶたを行商させられ、数ヶ月の苦労の末にようやく売れるというストーリーですが、営業マンにとっては、心底泣けてしまう話です。
 はじめから、どこにでもある鍋ぶたなど売れる訳がありませんが、主人公が商品を大事にする心が芽ばえた時、お客さんがその心に感動して、初めて売れたといったことが感動する有名なくだりです。

 このシーンがこの映画の一番いいところかもしれません。
 見知らぬ家を訪ねても、けんもほろろに追い帰されます。豪壮な家では「金のなべならもってこい」といわれます。土下座も揉み手も作り笑いも泣き落としも通用しない。

 叔母さんならと思って、40キロを歩いて出かけます。しかし「自分の商売せなあきません。自分の商売いうたら、誰の力にも頼らんと、あんたの知恵と努力と人柄で商売するということや。」と諭すだけで、鍋ぶたは買わずに追い返します。

 農家の近くの川の洗い場に、鍋や釜が置いてあるのに気づきます。近寄って、鍋のふたを手に取ります。ふと、「鍋ぶたが無うなったら困るやろな。困ったら買うてくれるかもしれん」ということを考えます。
 しかし、その次の瞬間「この鍋ぶたも誰かが自分のように難儀して売った鍋ぶたかもしれん。」と思います。そして、ただ無心に鍋ぶたを洗い始めます。

 「おい!人の鍋、何しとる!」と、カツというおばさんに咎められます。「すんまへん。わし、鍋ぶたがいとしゅうて、それで…」
 「鍋ぶたがいとおしい?」

 行商に出て3ヶ月たっても未だ初商いができず、売るためにこっそり鍋ぶたをこわそうと考えたが、先人が難儀して売った鍋ぶたかもしれないと考え直し、鍋ぶたがいとおしくなって綺麗にしたくなったのだと話します。

 「そうか、それで洗うとったんか」カツは今までの話を聞いて、「その鍋ぶた買おう。いや、売ってほしい」
「おばちゃん」
「よう頑張ったなぁ。偉い商人になりや。ええ子や。これからやで。今日の気持ち、忘れたらあかんのえ、よかった。」


 私は、この「てんびんの詩」はビジネスマンにとって営業マインドを勉強する素晴らしい映画で、売るもの(商品)の大切さやお客様のありがたさを考えさせられるシーンであったと記憶しています。

 また、この行商の話は、情報収集の重要性も訴えており、何がお客様にとって必要なものなのか。単に売るだけでなくお客様のニーズにあったものを仕入れて、そしてその地域のお客さんの為に、何ができるかを考えるということを教えてくれます。 
 私が常々お話している「お客様視点」(市民起点)の考え方をイメージして、この映画をあらためて見てみるとまた新しい発想が出てくる様な気がします。

ジェットコースターの原理を使った「省エネ型都市交通システム」

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(画像は、エコライドのイメージ図・WIRED VISIONより)

 ジェットコースターの原理を使った省エネ型都市交通システム「エコライド」は、高低差を利用して移動することで、従来の交通機関に比べて建設コストや消費エネルギーを格段に押さえることができるという新しい発想の交通システムです。

 ジェットコースターというとディズニーランドなど遊園地の乗り物だと思っていたが、楽しそうなこの交通システムは、東京大学と泉陽興業などによって開発されているという。

 1両12名程度で5~7両編成の車両を連結することで、1時間当たり2000~2500人の輸送力を持たせることができるそうだ。平均時速が20km/hくらい、最高時速は40〜50km/hでバスとだいたい同じ輸送力になっているとのことです。

 エコライドは、基本的に近距離少量輸送のための交通機関で、路線の全長は5~6kmぐらいで、 基幹駅からショッピングセンターや住宅地への輸送をターゲットとして開発されています。
 1km当たりの建設費はミニ地下鉄で220億円、モノレールで120億円、新交通システムでも100億円弱はかかりますが、エコライドは20億円で済むそうです。

 ジェットコースターの技術を随所に応用された、究極の「省エネ型都市交通システム」だと言えよう。
(参考・転載:WIRED VISION・山路達也の「エコ技術者に訊く」・2009.1.30)

「自殺やうつ病の経済的損失2.7兆円」発表に思う

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 厚生労働省は、自殺やうつ病での失業などによる2009年の経済的損失額が推計で約2.7兆円に上るとする調査結果を発表した。
 
 調査結果によると、額は多かった順に①自殺による生涯所得の損失額1兆9028億円、②うつ病による生活保護の支給額3046億円、③うつ病の医療費2971億円、④うつ病で休業したことによる賃金所得の損失額1094億円、⑤うつ病での自殺や休業で支給された労災補償給付額(労災年金を含む)456億円、⑥うつ病による求職者給付額187億円の計2兆6782億円と試算されている。
 また、これらの損失がなければ今年度のGDP(国内総生産)が約1.7兆円引き上げられるとも試算している。

 自殺者の遺族からは「人の命をお金に換算しないと重大さが伝わらず、世の中が動かないのは悲しい」との嘆きが発せられ、この厚生労働省からの発表に大きな波紋が広がっている。
 あたかも、亡くなられ人たちがGDPを押し下げたごとくの発表はいかがなものかとラジオパーソナリティの意見もある。


 自殺した人やうつ病を患った人が働いていれば得られたはずの所得や病院にかかったときの医療費などの社会的損失という指標を、厚生労働省自ら発表しない方が良いのではないか思う。
 シンクタンクや調査会社であれば良いが、政府からの発表には疑問が残る。

 労働者健康状況調査報告では、「仕事や職業生活に関して強い不安、悩み、ストレスがある」とする労働者の割合は約6割にも上っているそうだが、社会的損失という指標ではなく、その対策をもっと強調して発表してもらいたいと思う。
(参考:毎日新聞・2010.9.7)

噂の東京マガジン! “噂の現場” 「解体工事で自宅に亀裂」と「公共工事で家が傾いた補償」

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 噂の東京マガジン!の“噂の現場“では、先日8月1日に「空前の霊園ラッシュ 家の隣に墓地ができる」と題して、さいたま市の駆け込み墓地申請についての放映がなされた。
 その後、「我が家が危ない!解体工事で自宅に亀裂?!」、「公共工事で家が傾いた補償はどうなる?」と工事補償関連のテーマが続けて8月度に放映されました。

 さいたま市でもまた全国どこでも同様の問題があるのだなと認識をした次第ですが、西区においても解体工事に伴う補償について、いわゆる「なしのつぶて」という事例に関わりました。

 ガソリンスタンドを辞めて宅地にする計画地の案件で、解体工事中に近隣家屋に被害が出ているのも関わらず、その協議をしてもらえないという事例です。 
 本来、市の条例では解体工事は条件付き許可でありますが、工事施行者の責に帰すべき理由による損害がでた場合には速やかにその復旧又は損害を補償することになっておりますが、「なしのつぶて」状態であります。
(都市計画法第79条(許可等の条件)) 

 基本的には、当事者間の紛争は申請者の責任と言うことになっていますが、行政は知らんぷりでは済まされないはずです。
 廃止したガソリンスタンドの地下タンクの解体作業や産業廃棄物など危険を伴い難易度も高い解体工事ですが、行政が詳細をチェックしたのかが重要です。土壌や地下水汚染の問題が起きているケースも見受けられます。

 このようなガソリンスタンドの解体工事については、行政のチェックが十分できる条例が必要ではないかと考えています。全国の多くのガソリンスタンドがなかなか解体されない現状をみると、地下タンク等工事に関する問題が内在しているのではと推察するわけですが、国や地方条例での許可条件(解体工事条件)を、変更修正すべきだとつくづく思いました。
 行政には、もっと現場で起きている実態を知ってほしいと願うばかりです。

さいたま市議会も「対面演壇方式」に!

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(画像は、三重県議会より転載・対面演壇と大型スクリーン)
 
今多くの地方議会で、国会の予算委員会のテレビ放映で見ている様な「対面演壇」での議論ができる議場に変更をしている。
 さいたま市議会も、9月定例議会から本格運用を開始する。

 この方式のメリットは、質問者と市長や執行部が向い合う対面型の相手の顔を見ながら質問や議論ができることにある。
以前の議場では、議員(議会側)からの質問を仲間の議員や傍聴者に向かって質問をしており、市長や執行部の質問相手の顔の表情が見れなかったので、臨場感・緊張感を持っての質問ができなかった。

 以前、このブログで、英国議会の例を記事にアップしましたが、「英国議会の剣線が、議論を増していく!」も参考にして頂きたい。

 議員は、市長や執行部に対し、面と向かって質問や追及、提案や提言をすべきである。議員仲間に対して質問する訳ではない。質問や追及、提案や提言をするには、相手の顔や息遣い、顔色を見て追及する方が、臨場感があって議会での本質議論になっていく。

 もちろん、傍聴者への配慮も十二分にされている。議場正面に150インチの大スクリーンを設置し、これまでの演壇での議員の顔より大きくその表情も見てとれる仕組みも作っている。

 この変更に伴い、2回までだった質問回数も持ち時間以内であれば何度でも質問ができるようになった。つまり、様々な角度・切り口からの数回の質問ができて、徹底追及・議論ができるようにもなった。
 民主主義・議会主義の国、イギリス(英国議会)の様に、白熱した議場にすることで、市民の傍聴者も今まで以上に増えることだろう。

「しじみ・パワー」が注目を集めている!

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(画像は、島根県農林水産部水産課ホームページより転載)

 しじみ漁は、島根県宍道湖全国の漁獲高の約45%を占めている。
宍道湖は、淡水と海水が入り交じる汽水湖のため、魚種も豊富である。「宍道湖7珍」と呼ばれている、スズキ、モロゲエビ(ヨシエビ)、ウナギ、アマザキ(ワカサギ)、シジミ、コイ、シラウオは特に有名で、「すもう足腰」と憶えると憶えやすいと言われている。

 シジミは、湖内でとれる魚介の9割を占め、文字通り宍道湖の代名詞である。今シジミ漁を営んでいる漁師は、約300人となっており、鋤簾(じょれん)と呼ばれる漁具を使ってシジミをとることを許されているのは一家に一人のみと決められているので、子どもが漁に出られるのは親が完全に引退してからだそうだ。

 さて、シジミパワーですが、1932年にイギリスの学者が発見した「オルニチンサイクル(尿素回路)」にあるそうだ。これは、有毒物質のアンモニアを尿素に分解する時に、アミノ酸の一種のオルニチンが重要な働きをするという。
 体内にオルニチンを増やせば。オルニチンサイクルが活性化し、肝機能改善や疲労回復効果が期待できると言われている。
 このオルニチンを多く含む食材が、シジミと言うわけである。

 飲みすぎた日の翌日の「シジミ汁」「シジミ味噌汁」は最高においしいですが、これもオルニチンサイクルを体が欲しているからかもしれない。
(参考・引用:雑誌LIОN9月号・健康食材のふるさとを訪ねる)

今日9月3日は、ドラえもんの誕生日です。

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(画像は、Webザ・テレビジョンより転載)

 2112年9月3日は、ドラえもんの誕生日です。
身長129,3cm、体重129.3kgで、好きな食べ物は ご存じどら焼き、嫌いなものはネズミ22世紀からやってきた未来型ロボットです。

 誰もが「自分にもドラえもんが近くにいてくれたなら」「4次元ポケットを持っていたなら」と思っていますが、この「秘密の道具」を取り出して、夢をかなえ、望みをかなえてくれるストーリーは、誰もが納得する痛快な話として国民的人気を博している訳であります。

 このドラえもんの素晴らしさは、子どもたち夢をかき立てる、また夢を実現するストーリーだけでなく、日常の何気ない出来事やこころ温まるエピソードを描かれていることで、誰もが共感できるということが人気の要因であると言われています。

 世代を超えている「ドラえもん」ですが、海外でも人気が出ており、今や世界の「DORAEMON」として、40カ国に及ぶ海外放送やアジアを中心とした海外出版や、ドラえもんグッズの販売も開始されています。(海賊版も多く出回っているそうです)

 このように世界的人気者の「ドラえもん」ですが、今後も世代や国境をこえて愛され続けるマンガでいて欲しいと願っています。さらにこのドラえもんは、日本のマンガの代表作であり、夢をかなえるストーリーが大きなノウハウでもあるので、この日本が誇るこれらのマンガ文化を、もっと海外に進出していくことも大切です。

 一方今の経済状況を、4次元ポケットから新しい経済政策の道具を出して、一気に経済回復、景気回復をしてもらいたいと願っているのは、国民全員の願いかもしれません。

勤務評定は、本人への全面開示が当たり前だ!

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 勤務評定のうち「規律」「責任感」などの評定を開示しないことに対し、千葉県内の教員が教育委員会に異議申し立てをした結果、千葉県個人情報保護審議会(原田三朗会長)が全面開示すべきと県教委に答申した記事が掲載されていた。

 県教育委員会は、「全面開示されると上司に不信感を抱いたり訂正を要求し、対立関係を生じさせる」と主張して、開示するかどうか検討中というが、お互いにしっかり話をしていくことに意味があるわけで、本人(個人)への全面開示は当然すべきであると思う。

 この審議会は、勤務評定文書を検討した結果、「開示したとしても懸念されるトラブルが発生する可能性は極めて低い」として、全面開示を求めたが、これまた当然のことである。

 企業でも多くの目標管理制度が定着し、それぞれある課題もクリアして日本型の制度として定着している。
 上司部下とは、お互いにどこが良いのか、どこが良くないのかの認識を合致させることからまず始めなければならない。もし昔ながらの勤務評定の仕組みになっているなら、まずそこから改善する必要がある。

 評価は、その客観性・納得性を高めるためにも、2者間の徹底した協議をしていくことが最も大切な評価だと思っているもっとも部門毎の全員の評価や最終評価については、開示すべきではない。

 この千葉県教育委員会の記事をみて、まだこんな状態のところがあったのかと驚いた次第である。
(参考:共同通信記事・2010・8.13) 

「指扇駅」橋上化計画の概要について

sasi.jpg
 
「指扇駅周辺地区」の都市再生整備計画が、平成22年3月に、さいたま市より発表されている。平成25年度末完成の計画である。
 おそらく、ほとんどの西区民や指扇駅住民に知らされていない内容である。地域の人に丁寧に、その内容を積極的に説明すべきと考えるが、行政(さいたま市)は、誰のための都市計画なのか理解していないのではないか!

以下、整備計画を抜粋する。
 事業費として、①指扇駅橋上化に 19億6200万円②指扇駅北口駅前広場に 10億3百万円③市道32223号線に、2億5000万円>、④市道32208号線歩行者通路に、2000万円⑤指扇駅南北自由通路に、7億3800万円 の予算措置である。

 計画の目標は「指扇駅の橋上化をはじめとした、駅周辺の骨格となる施設整備を行い、自然環境に抱かれた暮らしやすく、愛着のある市街地を形成する」としている。
<目標1>:駅アクセス性向上等による駅周辺地区の拠点性強化
<目標2>:地域コミュニティを支える高質な交流空間の形成
<目標3>:交通機能の充実による市街地全体の魅力向上

 課題は、
1)指扇駅周辺地区は、市民活動や市民生活の拠点としての位置づけを持ち、日常生活を営む上で地域に密接に関わる重要な地区であり、利便性の高い都市的諸機能の充実を図る必要がある。
2)指扇駅の橋上化及び北口の開設に伴い、リニューアルされる駅舎を核として駅直近地区の拠点性を高める必要がある。
3)既存の商業地が形成されている駅南口を含め、地域交流の活発化を促進するため、生活空間として駅南北の一体性を高める必要がある。

 そして将来ビジョン(中長期)として、
1)さいたま市総合振興計画(平成18年1月改定)では、行政区レベルでの市民の多様な活動や日常生活の拠点となる地域拠点として位置づけられ、商業業務機能の充実、都市的な諸機能の集積などが位置づけられている。
2)西区の将来像を「豊かな自然と歴史文化を活かすすべての人と生活にやさしいうるおいあるまちづくり」とし、西区のまちづくりのポイントとして、1.安全で、安心して暮らせる基盤の整備、2.活力ある区づくりに向けた環境の整備、3.子育て世代のライフスタイルにあった保健・医療・福祉、教育の充実、4.高齢者が生き生きと生活できるまちの実現、5.環境と共生したまちづくりの推進、の5つを掲げている。
3)都市計画マスタープラン(平成17年12月策定)における、西区の重点プランでは、『指扇駅周辺における拠点性の充実』として、「北口開設と駅前広場の整備等」「既存の商店街におけるまちづくりと一体的な商業活性化支援」などを位置づけている。

 都市再生整備計画の整備方針として、
<整備方針1>指扇駅へのアクセス性の向上などにより地域生活の中心となる駅周辺地区の拠点性の強化を図る。①地域生活の中心となる指扇駅周辺地区の拠点性を高めるため、駅の橋上化、南北自由通路、北口駅前広場の整備を行うとともに、駅北口へのアクセス
道路を整備し、交通結節点としての機能強化を図る。
②北口の開設及び北口駅前広場を整備することにより、南口に集中していた自動車交通の分散を図り、交通安全性にも優れた駅前拠点を形成する。

<整備方針2>地域の活発なコミュニティ活動に資する、質の高い交流空間の形成を図る。
①駅の橋上化及び南北自由通路の整備により、鉄道南北市街地の一体性が強化されることから、南口商業地と北側市街地の人の流れを活性化させ、地
域住民の交流を支える駅前空間を、地元との協働により創出する。
②駅西側の歩行者通路に関しては、駅周辺の歩行者回遊性を補完する役割を担うことから、快適な歩行者空間が確保されるよう、街灯の設置や美装化な
ど高質化に向けた整備を行う。
<整備方針3>骨格的な交通機能の充実により、駅周辺市街地全体の魅力向上を図る。
①駅北口に関しては、駅及び駅前広場へのアクセス道路として、既存の市道の拡幅整備を行い、西大宮バイパス北側の扇通りと駅前とを結びつける。
②この道路は、駅へのアクセス道路としてだけでなく、既存市街地における骨格的な役割を担う道路でもあることから、適切な歩道空間を確保し、駅前広場
を含め、駅前から連続する質の高い空間を創出することで、市街地全体の魅力を向上させる。
 
 都市再生整備計画「指扇駅周辺地区」(平成22年3月)   ←整備計画書 

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 プロフィール

■稲川 晴彦

Author:■稲川 晴彦
◆いながわ(稲川)晴彦
◆さいたま市議会議員(2期)
◆市民生活委員会 委員長
◆議会改革委員会 副委員長
◆決算・行政評価委員会理事
◆会派:自民党さいたま市議団
◆さいたま市/西区宝来在住
◇関西学院大学/法学部卒業
◇体育会フィールドホッケー部主将
◇富士通入社/福岡/高松/本社
◇一貫してソリューション営業担当
◇営業部長・主席部長歴任
◇妻/長男(大学院生)/3人家族
◇趣味:狂言鑑賞/ゴルフ
(2012.1.1現在)


 「理」(ことわり)の意味

「理」(ことわり)とは、①物事の筋道、②整えること・おさめること・とりさばくこと、③普遍的な絶対・平等の真理 という意味です。(広辞苑より)

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