「住民起点(顧客起点)」を考える(その2)
「顧客起点」とは、顧客側から企業を見るということです。企業が顧客に対してとるべきやり方をデザイン(工夫)していくことです。
その1では、「顧客起点」という考え方が困難で体験だということを列記し、いわゆる「言い訳」を並べてみました。今回は、わかりやすい(良く出される)事例で、やるべきことを理解頂きます。
<その2>「顧客起点」の具体的事例 : 「セブンイレブンの後入れ先出し」
①コンビニの店頭で、おにぎり等の生鮮品を後から入荷されたものを前面に陳列するやり方。顧客は新しいものから手に入れることができる。
②しかし、このやり方では店舗にとっては過酷で厳しいものになる。新しく入荷したものを前に置くとそれまでに在庫であった商品は常に後ろに置かれ、売れ残りが確実になる。
③「後入れ先出し」を顧客側と店舗側のメリットを両立させるためには、1日3回入荷なら、その入荷便の中で、需要予測を適正に行い、適量を仕入れる、売れるモノだけを仕入れる、売り切るという店舗オペレーション実力を確実に上げることが大切になってくる。
この例からも判る様に、企業としてやるべきことを考え、顧客の最大メリットを同時に考えることが最も大切です。企業として当然やるべきことを考えることが大切です。
その1では、「顧客起点」という考え方が困難で体験だということを列記し、いわゆる「言い訳」を並べてみました。今回は、わかりやすい(良く出される)事例で、やるべきことを理解頂きます。
<その2>「顧客起点」の具体的事例 : 「セブンイレブンの後入れ先出し」
①コンビニの店頭で、おにぎり等の生鮮品を後から入荷されたものを前面に陳列するやり方。顧客は新しいものから手に入れることができる。
②しかし、このやり方では店舗にとっては過酷で厳しいものになる。新しく入荷したものを前に置くとそれまでに在庫であった商品は常に後ろに置かれ、売れ残りが確実になる。
③「後入れ先出し」を顧客側と店舗側のメリットを両立させるためには、1日3回入荷なら、その入荷便の中で、需要予測を適正に行い、適量を仕入れる、売れるモノだけを仕入れる、売り切るという店舗オペレーション実力を確実に上げることが大切になってくる。
この例からも判る様に、企業としてやるべきことを考え、顧客の最大メリットを同時に考えることが最も大切です。企業として当然やるべきことを考えることが大切です。
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